南の島で魚を食べるなんてイメージにない方も多いことでしょう。でも、石垣島といえばマグロというほど、マグロが年中獲れるところ=マグロの宝庫なんです。
キハダマグロ、メバチマグロといったものは通年で。クロマグロ(本マグロ)だって5月・6月の時期には 300kgを超えるものがバンバン水揚げされます。
八重山漁業協同組合の漁場では、他にもカツオ・伊勢(五色)海老といった高級魚も揚がりますし、漁協の組織を活用してシャコガイ・ヤイトハタ・タカセガイ・車海老・もずくといった石垣島ならではの気候や美しい自然を活用して、様々な食材を安定供給できる体制も整備しています。


マグロの生態は、じつは正確には分かっていません。ただ、太平洋クロマグロは日本からカリフォルニアまでの太平洋全域を使った大回遊を行なっているらしいことや、クロマグロやミナミマグロは温帯域、キハダやメバチは熱帯域、ビンナガはその中間に分布しているらしいことは判明していて、世界各国でマグロは獲られています。
マグロはエラを自分の力で開閉できません。口を開けて勢いよく泳ぎ、そこから入る水流の勢いでエラを開けさせて、水中の酸素を取り入れるようになっています。だから、マグロは一生眠らずに泳ぎ続ける魚です。
通常は時速30〜60kmくらいで泳ぎますが、最高では160km/h(エサを追う速度)で泳ぐとの報告や280km/h以上(危険を回避する速度)との説もあり、速く泳ぐためのフォルムやヒレの収納機構など、他の魚にはない様々な特徴を備えている、海最速の魚です。
そう、「海最速の魚&一生回遊し続ける=最速のマシン&サーキットを回遊し続ける」 つまり鈴鹿8時間耐久レースは、まさにマグロの生態そのものなのです。